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冬の軽井沢といったら、皆さまはどんな事を連想されますか?

ウィンタースポーツにアウトレットでのお買い物などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

ですが一方で、雪が降り寒いばかりで夏のような新緑もなく、飲食店も冬季休業が多くて楽しむ所があまり無いと思われる方も多いはず。実際に何度か軽井沢で冬を過ごした私も、始めは同じ事を感じていました。実際は、ちゃんと良さがあるんです。優しく穏やかな気持ちになれる、静かな時間と、心があったかくなる場所が。そんな素敵な軽井沢での冬時間を綴ってみましょう。

雪の森で出会った、朝ごはんの魔法

その日の朝は、ふわふわの雪が舞う「ハルニレテラス」で始まりました。 窓の外では木々が、まるでお姫様のドレスみたいに真っ白な装いをまとっています。 温かいスープを一口すすると、体の芯からじんわりとぬくもりが広がって。 地元で採れた野菜のサラダは、まるで小さな冬の庭園のよう。 朝もやの向こうで踊る雪を眺めながらいただく朝ごはんは、まるで絵本の中の一コマのような気分です。

森の中のサウナで、こころとからだをとかしてみた

「kaveri(カヴェリ)」というサウナを知っていますか? 国道沿いにありながらも木々に囲まれたサウナ施設なんです。 ドキドキしながら入ってみたら、そこには思いがけない癒しの空間が。

まずは、じんわりと温まるサウナの中で深呼吸。 窓の外には雪が舞っているのに、中は心地よい温かさに包まれています。 冬のサウナは、サウナ室でしっかりと温まるのがポイント。そんな時、サウナハットも欠かせません。汗が出てきたら、思い切って外の冷たい空気の中へ。 ほっぺたが冷たくて、吐く息が白くなって。 でも不思議と寒くないんです。むしろ、体の中からエネルギーが湧いてくるような。

サウナの後は、温かいラウンジで特製ドリンクを。 窓の外を眺めながら、ぼーっとする贅沢な時間。 日頃の疲れが、まるで溶けていくような気持ちです。

あったかグルメに出会える小さな冒険

雪の舞う銀座通りを歩いていると、ふと立ち寄りたくなるお店に出会います。 「サワルージュ」では、ほわほわのガレットと香り高い紅茶が待っていて。 窓際の席に座ると、雪化粧をした通りの風景が特等席から楽しめちゃいます。

寒い日には、老舗「万平ホテル」の暖炉の前で過ごすのもいいかも。 暖炉のぬくもりを感じながら、優雅なアフタヌーンティー。 心の中でちょっぴり優雅な気分に浸れる、特別な時間です。

光の森へ散歩をし、暖炉のある部屋でのんびりと

日が暮れると、軽井沢は幻想的な光の森に変わります。 高原教会周辺のイルミネーションは、まるで星々が森に降りてきたみたい。 雪が降る夜は特別。光が雪に反射して、まるでおとぎ話の中の世界のように。 誰かに見せたくなる、そんな美しい景色に出会えます。 夜は暖炉の前で過ごすのもいいでしょう。暖炉やストーブって本当に温かいの、飾りじゃない?と思われる方がいたら、私が暖かさを保証します。揺らめく炎とじんわりと包み込む暖かさが、心の寒さまでしっかりと溶かしてくれます。

雪の中のドライブは、小さな冒険

東京から約1時間。ちょっぴり勇気を出して、冬のドライブに出かけてみませんか? 白糸ハイランドウェイでは、真っ白な装いの白糸の滝に出会えます。 野鳥の森では、冬の小鳥たちの可愛らしい姿も。 人が少ないこの季節だからこそ、ゆっくりと写真を撮ったり、景色を眺めたり。 ただし、道路の状態には気をつけてくださいね。

見つけた、私だけの冬の贅沢

軽井沢の冬は、そっと立ち止まって、深呼吸したくなる場所。 サウナでじんわり温まって、美味しいものを食べて、きれいな景色に出会って。 こんな贅沢な時間、普段の生活ではなかなか見つけられません。 心も体もリフレッシュできて、明日からまた頑張れそう。そう思える特別な場所に、きっとあなたも軽井沢で出会えるはずです。