目次
症状との気の長い戦いに終止符を打つ方法
春がやってきた！というのに、「あ、こいつまた来やがった」
と心の中でつぶやきながら迎える花粉症の季節。
くしゃみ、鼻水、目のかゆみ…人間の顔のパーツが総出演する嫌な感じのショータイム、始まっちゃいましたね。
毎年恒例の薬とマスクのコンボで武装している方も多いと思いますが、
それでも「もう少しだけでも楽になりたい…」と花粉の海に溺れながら藁をもすがる思いでいるのではないでしょうか？（私は毎年そうです）
そこで、そんなあなたに、ちょっと意外な救世主をご紹介したい。
それが「サウナ」です。
いや、別に汗だくになって花粉を洗い流すというシンプルな発想ではなくて。
実は、サウナには、鼻の通りをよくしたり、暴走気味の免疫をなだめたりする効果があるらしいんです。
とりわけ効くのがフィンランド式サウナ。
この北欧生まれの蒸し風呂界の王様が、どうやって私たちの花粉症と戦ってくれるのか、
熱く！語っていきましょう。
1. サウナで花粉症が緩和できる！
都市伝説？それとも科学的事実？
「サウナに入ったら鼻が通った！」という話、友達から聞いたことありませんか？
私は最初、「それって汗と一緒に薬も流れ出ちゃったんじゃ…」
と疑っていたのですが、しかし、どうやらちゃんとした理由があるようです。
① 鼻の粘膜が「あ～温かい」と喜ぶ仕組み
まず、サウナの熱と湿度で鼻の粘膜が温まると、血流がよくなるんですね。
すると、炎症を起こして膨れていた粘膜が「まあまあ、落ち着こうか」となだめられて、
その結果、鼻づまりが軽くなるわけです。
特にロウリュ（サウナストーンに水をかけること）ができるフィンランド式サウナなら、
湿度が高くなるから粘膜も大喜び。
② 暴走する免疫軍団に「ちょっと冷静になって」と諭す効果
また、花粉症って要するに、体の免疫システムが「敵が来た！全軍突撃！」
と花粉に過剰反応しているだけなんですよね。
ところが、サウナに入ると自律神経のバランスが整って、この過剰な免疫反応に
「いやいや、それ敵じゃなくて花粉だから」と教えてくれるみたい。
私の免疫システム、毎年同じ失敗を繰り返してますけど…。
③ 全身の血流アップで、不調が「サヨナラ〜」
さらに、サウナで体が温まると血のめぐりがよくなって、目の充血も軽減！
それだけでなく、「なんとなくだるい」「頭が重い」といった花粉症あるある症状も、
サウナの熱パワーでスッキリする可能性大。
まるで体の中の高速道路の渋滞が解消されるような感じですね。
2. 花粉症対策としてのサウナ入浴法
〜間違えると逆効果になる恐怖〜
ただし、サウナだからといって、やみくもに入ればいいってもんじゃないんです。
ちょっとした入り方のコツで、効果に雲泥の差が出ちゃうかも。
花粉と戦うためのサウナ兵法、伝授しましょう。
① サウナ選びで迷ったら「フィンランド式」一択
世の中には様々なサウナがありますが、花粉症対策なら断然、
湿度調整ができるフィンランド式サウナが最強です。
なぜなら、ドライサウナだと「乾燥させてどうすんだよ！」と粘膜が悲鳴をあげちゃいます。
それに比べて、ロウリュでシュワッと湿度が上がるサウナを選べば、
鼻や喉の粘膜が「ありがとう、生き返る〜」と喜んでくれるはず。
② 湿度は「蒸し暑い夏の夕立ち前」くらいがベスト
フィンランド式サウナでは、サウナストーンに水をかけて「シュワッ」
という神秘的な音とともに湿度が上がります。
なので、湿度計があれば40〜60％を目安に。
なければ「蒸し暑い夏の日の夕立ち前」くらいの湿度感を想像してみてください。
そのくらいがちょうど呼吸が心地よくなるポイントです。
③ 水分補給は「のど乾いた？」と思う前に
それから、サウナで汗をダラダラ流していると、体内の水分もどんどん減っていきます。
そのため、粘膜が「水分…水分をくれ…」とカサカサになる前に、こまめに水分補給を。
特にサウナ上がりは「喉乾いたな」と思ったら、時すでに遅し！
とにかく、積極的に水は飲みましょう。
私はいつもペットボトル片手に「今日は絶対乾かない！」と意気込んでいます。
④ 「根性入れてサウナ」は逆効果の可能性大
「サウナに長く入れば入るほど効果バツグン！」…なんて考えてませんか？
それ、大間違い！！
むしろ、長時間サウナにいると体に負担がかかって、花粉症対策どころじゃなくなります。
10分前後を2〜3セット。
「もうちょっといけるかな」と思ったら出るくらいがちょうどいい。
つまり、サウナは適度な時間で、何度も入る方が効果的なんです。
「根性でサウナ」なんて、時代遅れなことはノン！
⑤ サウナ後は「花粉の二次攻撃」に備えるべし
そして、サウナ後、汗だくのままで外に出ると何が起こるか。
そう、開いた毛穴に花粉が「おじゃましま〜す」と入り込んでくるんです。恐ろしい…。
ですので、シャワーで汗を流し、体についた花粉も洗い流しましょう。
毛穴が「ふ〜、開放的〜」となっている間に花粉に襲われたら悲惨ですからね。
3. サウナ後の花粉対策
〜せっかくの効果を台無しにしない防衛戦〜
しかしながら、サウナで「よし、これで花粉に勝った！」と思っても、
外に出た瞬間「いや、勝負はこれからだ」と花粉が待ち構えています。
そこで、サウナ効果を台無しにしないための作戦をご紹介。
✅ まず、マスク着用は基本中の基本。「もう大丈夫」と油断した瞬間が花粉の狙い目。
✅ 次に、上着をはたくのは必須。「花粉くん、さようなら〜」と明るく声をかけながらどうぞ。
✅ さらに、鼻うがいで花粉を一掃。最初は「うぇっ」ってなりますが、慣れると快感です。
✅ 最後に、加湿器を活用して室内を「サウナの余韻」状態に保つ。乾燥は花粉症の敵です。
4. まとめ
〜サウナと花粉の熱い戦い、勝つのはどっち？〜
サウナは花粉症と戦う意外な味方になってくれるかもしれません。
特に「鼻が詰まって眠れない」「体がだるくてゾンビみたい」
という症状に悩まされている方は、ぜひ試してみる価値ありです。
確かに、効果には個人差がありますが（私の友人は「サウナ入ったら花粉症が治った！」
と主張していますが、半信半疑です）、無理のない範囲で取り入れてみてください。
もちろん、サウナだけで花粉症が完全に治るわけではないので、
お薬やマスクなどの基本対策はお忘れなく。
結局のところ、サウナで温まった体と心で、花粉の季節を少しでも快適に乗り切りましょう。「春、来い！花粉、覚悟！」そんな勇ましい気持ちで、サウナへGO！